特許申請や商標登録などを扱う弁理士の資格がないのに、報酬をもらって特許庁に特許などの申請手続きを行っていたとして、東京の運転手の男が弁理士法違反の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは、東京・大田区の運転手小林喜代文容疑者(66)です。
警察によりますと小林容疑者は、弁理士の資格がないのに3年前の9月から去年1月ごろまでの1年余りの間に、諏訪市で製造会社を経営する70代の男性から依頼を受けた精密機械に関する3件の特許などの申請手続きを特許庁に行い、60万円余りの報酬を得ていた弁理士法違反の疑いがもたれています。
調べに対し、小林容疑者は「間違いありません」と述べ、容疑を認めているということです。
警察によりますと男性は、特許の申請手続きの相談などで訪れた窓口で小林容疑者と知り合い、格安で特許の申請を代行すると持ちかけられたということです。
その後、申請の手続きに不審な点があったことなどから、男性の依頼を受けて日本弁理士会が調べたところ、小林容疑者が弁理士の資格がないことが分かり、警察に通報したということです。
警察は、引き続き小林容疑者から話を聞いて、余罪についても調べることにしています。
